アンテラの魔術通信

魔力を高める方法

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自分で魔術を行なう時、高い技術があれば魔術の力も高まります。そこで、毎日行なうことで魔力を高められる方法を、みなさんにご紹介したいと思います。

これは、魔術を使う者の基本的な訓練です。「座法(アーサナ)」「弛緩」「四拍呼吸法」、この3つができるようになることで、魔術を行ないやすい状態を作り出すことができるようになるのです。

座法(アーサナ)

長時間、一定の姿勢でいられるための訓練です。

神の姿勢

イスを使った基本姿勢です。イスの背もたれには触れずに、背筋を伸ばして座ります。両足は床にまっすぐ置き、両膝を合わせます。手は膝の上に置きましょう。この状態を「神の姿勢」といいます。

蓮華座

いわゆる座禅をしている人の状態です。右の足先を左の太ももに置き、左の足先を右の太ももに置きます。両手は掌を上に向けて組み、結んだ両足の真ん中に置きます。慣れるまではかなり辛い姿勢です。

最初は5分くらいを目標として、少しずつ時間を増やしていってください。最終的には最低でも30分は姿勢を保てるように。

弛緩

イスに座るか、仰向けになって横たわります。仰向けになる時には首と頭部が同じ高さになるように、枕やタオルで調整しましょう。まずは頭に意識を向け、意識的に緊張を解いていきます。同じように、額、眼、顔、口、首の順番に緊張を解いてください。頭部の緊張が解けたと感じたら、今度は体の緊張を解いていきます。胴、腕、太もも、足先と同様に続けます。全身の緊張が解け、弛緩状態になるようにします。 最初は時間をかけて行なってください。慣れてくれば、徐々に時間をかけず弛緩状態を作れるようになってきます。

四拍呼吸法

規則正しく呼吸が行なえるようにする練習です。 鼻から息を吸いながら心の中で4数えます。 息を止めて心の中で2数えます。 口から息を吐き出しながら心の中で4数えます。 息を止めて心の中で2数えます。 自然に呼吸ができるまで練習します。上記を1セットとし、7回繰り返しましょう。 息を止める時には、自然に止めるよう心がけます。同じテンポで繰り返すのが重要です。 苦しい時には無理をせず、回数を減らすなどして、少しずつ訓練してください。

魔術を行なう際には、集中力が大切です。こういった訓練を日々行なうことで、魔術を行なう時に集中力が増し、魔術の力を高めることができるのです。

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