生まれて初めて男性から告白を受けました!ようやく私にも春が来そうです!
ふたつ年下の妹が魔術や占いに凝っていて、「お姉ちゃん、これつけてみなよ。絶対、結婚できるから!」と渡されたのが「精霊のクロス(マラカイト)」との出会いです。最初は馬鹿にされたのかと思い、妹の目の前で床に叩きつけてしまいました(本当にごめんなさい、アンテラ様…)。
でも、彼女が真剣に勧めていることが分かると、何となくそれに釣られる気持ちになって、騙されたつもりで身に着けることにしたのです。当時はテレアポの仕事をしており、出勤の服装も自由でした。そこで毎日、これを身に着けていたところ、ある日、担当の課長から屋上に呼び出されたのです。彼は一流大卒のハンサムで私は以前から密かに憧れていました。
でも年齢は私より八歳も下…しょせん叶わぬ恋と諦めきっていたのですが、その日、その当人から思わぬ言葉を投げかけられたのです。「よかったら僕と付き合ってください…」一瞬、耳を疑いました。からかわれているのかと思い、「どうして私みたいなオバサンを?」と問い詰めたところ、1ヶ月ほど前から急に私の存在が気になりだして仕方なくなったのだと教えてくれました。
そう、ちょうど「精霊のクロス(マラカイト)」を身に着け始めた頃から、彼の眼中に私の姿が入り始めたのです!今はその課長と結婚を前提にしてお付き合いしています。孤独な私に最高の愛を運んでくれた妹、そしてなによりもアンテラ・サチェロ様には一生、頭が上がりません。
(瀬川このみ・37歳・派遣・東京)